ワタリガニ

ワタリガニについて

標準和名はガザミ。エビ目ワタリガニ科ガザミ属で、生きているときには暗い緑色をしており、茹でた後は朱色になります。

 

ワタリガニの画像

 

名前の由来

ガザミと呼ばれることもありますが、ワタリガニの通称のほうが知られています。
あちこち泳ぎ渡ることから、「ワタリガニ」という名前がつけられました。

 

ガザミと言う名前は、「かにはさみ」が転じた、という説があります。

 

甲羅の長さは平均すると約7センチ、幅はおよそ15センチのかにです。
横に長い甲羅の形をしていて、平たい体をしています。

 

津軽海峡以南から、沖縄まで分布しています。

 

メスのほうが価格が高い

卵を持つメスのワタリガニの方が、オスよりも高価です。
胸の身の部分と、かにミソについては、オスとメスに大きな違いはなく、卵がいらないならオスのほうがお買い得、といえます。
ですが、卵は素晴らしく美味。

 

漁について

瀬戸内海に面する御津町室津は、兵庫県で一番ワタリガニの漁獲量が多い場所です。
ここでのワタリガニ漁が最も盛んになるのは、10月から12月の初旬にかけて。

 

この地域では小型底曳漁法といわれている手法でワタリガニの漁を行っています。
大体の時期において、「ソロバン」と呼ぶ、文字通りそろばんにそっくりな道具を使用します。
ただ、冬場の漁だけはワタリガニが砂地などに潜っていることもあって、「マンガン」と言われる熊手に似ている道具を用いて海底を?いて漁獲しています。

 

ワタリガニの漁をすると、船の上で他の魚介類と分けて、一杯ずつ縛っていきます。
こうしないと、かに同士でケンカをしてしまい、爪が取れてしまうからだそうです。

 

おいしいワタリガニのゆで方

ワタリガニは味がよく、そのため色々な料理において楽しむことが出来る食材です。
炊き込みご飯にしたり、から揚げや鍋、お味噌汁も美味しいです。

 

でも一番はゆでガニでしょう。
一番美味しい茹で方を、漁師の妻から聞くことが出来たので、ここでご紹介しておきます。
まず、カニは必ず水から茹でることが大切だそうです。
熱湯にした状態からゆでると、足が取れたりして、見た目が悪くなるそう。

 

茹で上がったワタリガニをそのままでかぶりつくのが、この方一押しの食べ方なんだそうです。


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